ネトフリ”地面師”「ライフの方が安いので」のお爺さん 実は6つの方言を喋れるハイスペック俳優だった【五頭岳夫】

ドラマ・映画

2024年7月25日に配信されると、たちまち人気となったNetflixドラマ「地面師たち」。

引用:https://www.netflix.com/jp/title/81574118

8月20日現在も、Netflixの日本の「今日のTOP10(シリーズ)」で1位をキープし、15カ国でトップ10入りを果たしています。

そんな「地面師たち」の序盤で出てくるお爺さんの演技が迫真すぎる、リアルすぎると話題となっており、ストーリー上で発された

ライフの方が安いので

というセリフから、SNS上では「ライフの方が安い爺」と呼ばれ人気を集めています。

本記事では、

この記事を読んで分かること
  • 「ライフのほうが安いので」とはどんなシーン?
  • 6種類の方言を喋れるハイスペック俳優五頭岳夫さんのプロフィール

について、まとめたいと思います。




地面師とは?

「地面師」とは?

不動産の本当の所有者になりすまし、詐欺のターゲットである買主にその不動産を購入させ、買主から代金をだまし取る詐欺師のことをいいます。

引用:https://www.musashi-corporation.com/wealthhack/land-swindlers

現実世界においても、積水ハウスやアパホテルなどの大手企業が地面師の被害に遭っています。

「ライフのほうが安いので」とはどんなシーン?

SNSで話題となっている、「ライフの方が安いので」というシーンは、1. Episode#01 で登場します。

引用:https://www.netflix.com/jp/title/81574118

買い主側は、地面師詐欺の対策として、土地の所有者本人を同席させ、あらゆる質問をしていきます。

もちろん、地面師たちもその対策はしっかりと行っており、本当の土地所有者に似ている人物をキャスティングして、何度も面接の練習を行います。

しかし、1. Episode#01 では、買主から想定外の質問がなされます。

あなたが普段よくお買い物に行くスーパーはどこですか?

なりすまし役の老人は、答えることができません。

うろたえる様子に、買主側も怪しむ様子を見せます。しかし、突然

買い物は… 家から駅へ向かうとピーコックがあるのですが

外苑西通りを渡った所にあるライフへ よく行きます ライフのほうが安いので

と答えました。このシーンが反響を呼び、「ライフの方が安い爺」としてSNS上で話題となっています。

SNSで「ライフの方が安い爺」が話題に

買主との本人確認という緊張感のあるシーンで、土地の所有者になりすました老人というリアリティーのある演技をしたことで、SNS上では「ライフの方が安い爺」として話題となっています。

「ライフの方が安い爺」は実はハイスペック俳優!?

SNSで話題となっている「ライフの方が安い爺」を演じた俳優さんは、実は様々な作品に出演している名俳優のようです。

6種類の方言を喋れる!?名俳優 五頭岳夫さんのプロフィール

  • 名前:五頭 岳夫(ごづ たけお)
  • 生年月日:1948年2月28日(現在76歳)
  • 出生地:新潟県
  • 資格・免許:大型自動車/書道5段
  • 趣味・特技:方言(津軽弁、南部弁、越後弁、新潟弁、熊本弁、京都弁)

なんと、「ライフの方が安い爺」こと五頭岳夫さんは、北は津軽、南は熊本まで6種類の方言を喋ることができるという珍しい特技を持っています。

主な出演作品

「ライフの方が安い爺」こと五頭岳夫さんは、様々な作品に出演されています。

五頭岳夫の主な出演作品
  • 池袋ウエストゲートパーク:すし職人役
  • 木更津キャッツアイ:英語の先生役
  • 相棒:タケノコ堀りの夫役、自転車の男役
  • HERO:漁師役
  • アンナチュラル:目撃者の老人役

ほか多数

また、ドラマや映画以外にも「水曜日のダウンタウン」などにも出演しています。

「地面師たち」は豪華キャストで見応えあり!

引用:https://www.fashionsnap.com/article/2024-07-05/tokyo-swindlers/

「地面師たち」は、Netflixオリジナルドラマとなっており、Tverやfuluなどの他の配信サイトでは見ることができません。

しかし、豪華なキャスティングに、ハラハラするストーリー、地上波では放送できないような性描写や薬物・暴行シーンなどがあり引き込まれるような内容となっています。

「地面師たち」はどの映画会社、テレビ局からも映像化を断られていた

「地面師たち」は、どの映画会社・テレビ局からも映像化を断られてきたそうです。

2022年に出版された小説『地面師たち』の文庫版あとがきには、大根仁監督が映像化の企画書を映画会社やテレビ局等に持ち込むも、「会社的に絶対に通りません」と不動産会社との関係性によってなかなか受けてもらえなかったという、当時の苦悩が綴られています。

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/49712fdab7126ed2b9a5b83c35144cd0d1921c03?page=2

先述のとおり、現実世界でも大手デベロッパーが被害に遭っており、それを連想させるような内容はスポンサー企業との関係を悪化させたり、イメージダウンにつながりかねません。

Netflixではそのような心配がないため、地面師詐欺に遭った企業のライバル企業として「東急」「三井」など実在する企業名が出てきておりよりリアルさを感じられる作品となっています。

世間の反応

「地面師たち」に関する、世間の反応をまとめます。

まとめ

今回は、Netflixドラマ「地面師たち」の1話に出てくる、「ライフの方が安いので」と発言したなりすまし役のお爺さんを演じた、五頭岳夫さんについて紹介しました。

6つの方言を喋れるという特技を持ち、どんな作品・どんな役柄にも幅広く対応するハイスペックな役者さんであることが分かりました。

「地面師たち」自体も久々に面白く引き込まれるドラマでしたので、ネトフリが見れる方はおすすめです!




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