【経験談】ポケモンGO引退して1年経って、自分が依存症だったことを再確認した【やめてよかった】

ポケモンGO

私は2022年の9月にポケモンGOを引退しました。それまでは、今思えば廃課金かつ依存症の状態でした。

辞めた直後の生々しいブログが残っていたので、以下に貼っておきます。今読み返してみると、まだポケゴーへの執着のようなものが感じられるような気も。

で、辞めて1年以上経った今、久々に「ポケモンGO」というワードを目にして、「そういえば、狂ったようにやっていた時代もあったなぁ」と懐かしくなり、せっかくなので完全に引退した今、ポケゴーを辞めるまでの経緯と、やめてよかったこと・悪かったことをまとめたいと思います。




廃課金・依存症だった過去の自分

当時の私がどんなプレースタイルだったかというと、

他人事のように書いたが、筆者もいわゆる「ガチ勢」の部類だと認識している。毎月の過金額は万単位、イベントは全て参加、リモートレイドパスは惜しげなく使用、毎週の歩いた距離数も100km超え。レイドボスは個体値100の色違いを捕まえるまで何度でもやる。

そんなガチ勢の筆者だが、少し前からポケモンGOを辞めたいと思うようになった。

【ポケゴー辞めたい】ポケモンGO依存症の私が引退して心の平穏を取り戻すまでの記録【スマホ依存】

とにかく他のプレイヤーに負けたくない!一番でいたい!という一心で、課金しまくり、歩きまくり、もちろんのように複垢、個体値100ゲットするまで満足しない、といった状態。

毎週100km以上歩くのは当たり前。

ジム粘着も激しかったです。

ジムを自分のものにしたいという異常なまでの執着心

やめたきっかけ

やめた主なきっかけとしては、

  • 時間を無駄にしているという感覚が芽生えたこと
  • あまりにも出費がかさんだこと
  • 不具合が多すぎること
  • スマホのバッテリー劣化により、自分がスマホ依存であると感じたこと
  • 公共の場を、ポケゴープレイヤーで何時間も独占していることに気づいたこと ※後述します

となります。特に、時間を無駄にしているという感覚はポケゴーにのめりこんでいる頃からなんとなく自覚はあって、当時のブログにもそれが書かれていました。

都心へレイドアワーをやりに行くまでの時間、レイドボスが現れるまでの待機時間、ボックス整理や交換、GBLのマッチングの時間・・・。一つ一つは微々たるものかもしれないが、基本的に自分のペースというよりも時間を合わせて行う内容が多いため、時間を浪費している感が強い。

【ポケゴー辞めたい】ポケモンGO依存症の私が引退して心の平穏を取り戻すまでの記録【スマホ依存】

私は新卒で就職してからずっとITエンジニアをしているのですが、ポケモンGOにハマる以前は文系出身だったということもあり、休日を勉強の時間に充てることも多くありました。それが、ポケモンGOにハマってからはポケモンGO一色で、寝てるか食べてるか以外の時間は全てポケゴーに注いでました。

どうやってやめたか

私は完全にポケゴー依存となっていて、ポケゴーを開いていないときはツイッターでポケゴー仲間とやりとりしたり、YouTubeでポケゴーの情報チャンネルやPvP動画を見て研究したりしてました。これをすっぱりとやめるのはなかなか至難の業・・・・

そこで、このブログを利用して、辞める宣言をしました。

この記事を投稿したあとに、ポケモンGOをアンインストールする。まずは1日。そして1週間・・・

気付けばポケモンGOの存在を忘れ、平穏な日常を過ごすことを目指して。

【ポケゴー辞めたい】ポケモンGO依存症の私が引退して心の平穏を取り戻すまでの記録【スマホ依存】

それで、↑の記事を投稿したあとすぐにアプリを削除しました。

このときの宣言通り、今では平穏な日常を過ごせています!

やめて良かったと思うこと

やめるメリットについては、以前のブログでも書いていましたが、実際に辞めてみて良かったことを改めてまとめてみます。

有意義に使える時間が爆発的に増えた

これに尽きます。アプリを削除して、スマホを触らなくなったことで使える時間が爆増しました。

「一日ってこんなに時間があったんだ・・・!」と驚愕するとともに、今までポケモンGOというゲームに時間を費やしすぎたな、と後悔の念も生まれました。

空いた時間で何をするようになった?

で、空いた時間で何をするようになったかというと、

  • 仕事に関する勉強
  • 副業(YouTube、ブログ等)
  • 運動
  • 家族との会話
  • 家の掃除、片付け、断捨離

など、自分にとってプラスになることに時間を充てられるようになりました。

心理的負担からの解放

「フィールドリサーチを終わらせないといけない」「色違いをゲットしないといけない」「ジム防衛をしないと・・・!」という強迫観念のようなものから解放され、自由の身になった感覚があります。

勝手に追い込んでいるのは自分自身なのに、おかしな話ですよね。

でも、一旦のめりこんでしまうと自分ではどうにもできなくなってしまうんです・・・。

世間からの「いまだにポケゴーやってるの?」という目を気にしなくていい

私は都心部でポケゴーをしていたので、レイドバトルになると仲間っぽい人が何人か集まってきていて、「私だけじゃない」というどこか安心感はありました。だからこそ、なかなか周りの目を気にすることはなかったんですが、池袋のサンシャインシティでプレイしているときに、やっと気づきました。

また、先日の「Pokemon GO Fest 2022:フィナーレ」では、筆者は池袋に出向いたが、サンシャインシティのカフェがポケモンGOプレイヤーに占領され異様な光景だった。あたりを見渡しても皆机にスマホを置いてひたすらポケモンを捕まえている。10時頃には満席となり、席を探す若い女性二人組からは「えー何これ。きっしょ」という声が聞こえた。その後も何組か席を探す人がいたものの、ポケモンGOプレイヤーは見向きもせずプレイしていた。さすがにこれはヤバイなと感じた。

【ポケゴー辞めたい】ポケモンGO依存症の私が引退して心の平穏を取り戻すまでの記録【スマホ依存】

サンシャインシティのとあるカフェが、周りを見渡せばほとんどがポケモンGOプレーヤーで、何時間も居座っていて、普通にカフェを利用したい人が利用できないという事態が起こっていたのです。私も迷惑をかけている人のうちの一人となってしまいました。

この出来事は、私がポケゴーをやめるきっかけに大きく影響したと思います。

貯金ができるようになった

ポケコインへの課金がなくなったことにより、月に数万円単位でお金が浮くようになり、やっと貯金ができるようになりました。

ちなみに、勢いでアプリを消したので、アプリ内にはまだ使っていないポケコインが多く残っている状態です・・・。が、「これが0になるまで」と考えてプレイしていたらきっとやめられていなかったと思います。

やめて悪かったと思うこと

やめて悪かったと思うことはぶっちゃけそんなにないんですが、強いて挙げるなら

  • 辞めてから最初のうちは手持ちぶさたな時間ができてしまった
  • ポケゴー界隈のフレンドとの交流が希薄になった

というところでしょうか。

ポケゴーをアンインストールしてからしばらくは、宙ぶらりんな時間が少しあったなーと思います。いきなりポッカリと時間ができたので、何しよう???ってなっちゃいましたね。

ポケゴー界隈のフレンドと、けっこう頻繁にトレード会だったり、PvP会だったり、オフ会的なものには参加していましたが、辞める宣言してツイッターも削除したのでそれ以降はほとんど連絡を取らなくなりました。

ポケゴー引退した人の声

Xにて、ポケゴーを引退した人の声を集めてみました。

なお、X上にはたくさんの「ポケモンGO引退しようかな」ツイートはありますが、「しようかな」と言っている人はだいたい引退しません(私調べ)。

今、ポケゴーをやめたいと思っている人へ

今、ポケゴーをやめたいと思っている人へ。

私もまさかポケゴーをやめる日が来るとは思いませんでした。でも、一旦アプリを削除してみると、案外平気だったりします。

これまでの苦労が無駄になってしまうという気持ちもあるかもしれませんが、それよりも、これからの時間が有意義に使えるようになるほうが自分のためになる。そう言い聞かせて、アプリをアンインストールしてみてください。

いや、マジで依存しすぎてやめらんねーよって人へ

私の周りにも大会に出るようなガチ中のガチな方がけっこういたので、ポケゴーなしの人生なんて考えられないという方の気持ちもめちゃくちゃ分かります。

そんな方は、アプリを削除するのは難しいと思うので「20秒ルール」を実行してみてください。これはメンタリストDaiGoさんのYouTubeで知ったのですが、

やめたいことがあるときは、それに取り掛かるまでの時間を、ふだんよりも20秒多くかかるようにする

という簡単なものです。例えば、

  • スマホを手元に置くのではなく、玄関に置いておいて使うときは玄関まで行く
  • テレビのリモコンの電池を抜いておき、見たいときに入れる
  • テレビのコンセントを抜いておく

などです。やめたい作業に対してハードルをひとつ設けることで、少しずつその作業に対する依存度が下がるということです。

まとめ

今回は、ポケモンGO依存症だった筆者が、ポケモンGOを辞めて1年経過したので、改めて辞めた経緯ややめてよかったことなどをまとめました。

前回書いた記事では、まだ未練があるような感じもしていましたが、現在は「ポケモンGO」というワードを思い出すことがないくらい、完全に辞めることができています。

ポケモンGOを心から楽しんでいて、別に追い込まれてないし楽しいよ!という方は全然それで良いと思います。

しかし、「ポケゴー依存で他のことが全然できない!」「いい加減やめたい!」「運営の対応が酷すぎるけど、どうしても辞められない!」という状態の方は、思い切ってやめることをおすすめします。

限りある時間ですから、後悔のないよう、「引退」を考えてみても良いのではないでしょうか。




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