【ポケゴー辞めたい】ポケモンGO依存症の私が引退して心の平穏を取り戻すまでの記録【スマホ依存】

ポケモンGO

みなさんは「ポケモンGO」というアプリをご存知だろうか。2016年にリリースしたポケモンGOは、一時期大ブームとなり、老若男女あらゆる世代の方々がポケモン捕獲のために公園や繁華街へ出向いて夢中でプレイした。レイドバトルともなれば、都市部では警察が交通整理をするほど混雑したことも。

そんなポケモンGOだが、初期のブームが終わってからは「オワコン」と言われたり、「まだやってるの?」と冷たい視線を浴びるなど世間の目はすでに「過去のもの」というイメージである。

しかし、オワコンと称されるポケモンGOは、今もなお熱心なプレイヤーが存在する。繁華街や公園などに立ち止まってスマホに夢中になっている人や、スマホを複数台持って移動している人を見かけたことはないだろうか?これらの層は「ガチ勢」として、ポケモンGOに時間と労力を注ぎ続けている。

他人事のように書いたが、筆者もいわゆる「ガチ勢」の部類だと認識している。毎月の過金額は万単位、イベントは全て参加、リモートレイドパスは惜しげなく使用、毎週の歩いた距離数も100km超え。レイドボスは個体値100の色違いを捕まえるまで何度でもやる。

そんなガチ勢の筆者だが、少し前からポケモンGOを辞めたいと思うようになった。

ポケモンGO放置から復帰まで

筆者は2016年のリリース時からポケモンGOを始め、1年程度のブランク期間を経て復帰した。復帰した理由は、TL(トレーナーレベル)の上限解放(TL40→50)を機に主人がポケモンGOを再開したことだった。

私はもうポケモンGOはやらなくていいかなと思っていたが、隣でミュウツーやらカイオーガやらを捕まえているのを見ると、「ゆるくプレイする程度ならいいか・・・」と思い、再びアプリをインストールしたのだった。

しばらくは、毎日ログインして数匹ポケモンを捕まえる程度のライトなプレイヤーとして楽しんでいた。せっかくなら仲間と情報共有しようと思い、ツイッターを始めた。今思えばこれがガチ勢になるきっかけだったのだと思う。

ツイッターでは、色違いのゲットや高個体値のゲットをツイートしたり、GBL(GOバトルリーグ)のプレイングを動画で載せたりした。これに対していいねやコメントがつくのが楽しかった。

「こんなに色違いゲットできてすごいですね!」

「バトルの立ち回り参考にします!」

などのコメントをもらうたび、優越感に浸っていた。しかし、上には上がいる。

自分よりも多く色違いをゲットしたツイートが流れてくると、

「すごいですね」とコメントするものの、悔しくて仕方なかった。

自分が一番でいたい。負けたくない。

訳のわからん闘争心が芽生え、より一層ポケ活に励むようになった。次第に生活がポケモンGO中心となり、カレンダーにはコミュニティディやスポットライトアワーなどイベントを書き込み、毎日何時間もプレイするようになった。

ポケモンGOにのめり込みすぎた弊害

ポケモンGOガチ勢になって、早起きしたり外に出たり以前よりアクティブになった。

それなら良いじゃないかと思うかもしれないが、その反面様々な弊害に悩まされるようになった。

ジム防衛

ポケモンGOには「ジム」というものが存在する。ジムには手持ちのポケモンを置くことができ、置いた時間の長さによってゲーム内で使用できるコインを得ることができる。トレーナーは赤・黄・青の3色いずれかのチームに所属しており、所属チームの色のときにポケモンを配置することができる。別のチームカラーになっている場合には、置かれているポケモンとバトルすることでジムを自分たちのチームのものにできる。

家ジムが執着心を加速させた

筆者の自宅から届く位置にジムがあり(いわゆる「家ジム」)、家ジムは常に自分たちのチームで占領したいという気持ちが日に日に強くなった。いつ侵略されるか不安で仕方なくなり、いつしか料理をしている時も、仕事中も、入浴時もスマホをそばに置いてジムの様子を監視するようになった。深夜に侵略された時には、寝ぼけながらも取り返して占領したりもした。

そして、同じチームであっても自分のポケモンが置けない時には複垢を使って別のチームでポケモンを追い出して置くこともあった。さらには、ハピナスの後にラッキー、ケッキング、バンギラスなどカイリキーで連続して倒せるジムになっていたら一掃してから置き直すという最低極まりない行為もしていた。

ジムに煙が出ると(攻撃されている時に出る)、心臓がドキッとなりすかさず金ズリ防衛。侵略されたらすぐに反撃開始。どんなに金ズリ防衛されても、木の実BANされるまで複垢3段落としで対抗した。

私はいわゆる「害悪プレーヤー」になっていた。

世界的にも、ジムを巡って暴行事件が発生したり、海外ではジムを潰しに来たプレーヤーに向かって発砲する事件も起こっている。この事件を聞いたときには「たかがゲームでなんでそんなことになるの?」と疑問でしかなかったが、今は残念ながらその気持ちが理解できてしまう。

冷静に考えてみれば、毎日8時間20分しっかりジム防衛したとしても1500コイン。時給10円にも満たないのにここまで必死になるのはアホすぎる。そんなの分かってはいるんだけど、自分のポケモンがジムに置かれていないと気が済まない。もはや報酬のコインが欲しいのではない。ジムを自分のものにしたいのだ。

このジム防衛が、筆者にとって一番ストレスになっていると感じている。

ジム防衛に精を出すあまりに、どこかに出かけてもジムを探して潰しに行ったり、常にスマホ片手にジムを監視するようになった。

あなたの旦那さんやパートナーも、早朝や深夜に「ちょっと散歩してくる」と出かけてはいないだろうか。もしかしたら、ジムを侵略しに出陣しに行っているのかもしれない・・・。

貴重な時間を無駄にしているという感覚

ポケモンGO中心の生活となり、外出や歩行距離が増えたことは自分にとってプラスだったと思う。しかし、それ以上に無駄な時間を費やしているという事実は目を背けてはいけない・・・。

都心へレイドアワーをやりに行くまでの時間、レイドボスが現れるまでの待機時間、ボックス整理や交換、GBLのマッチングの時間・・・。一つ一つは微々たるものかもしれないが、基本的に自分のペースというよりも時間を合わせて行う内容が多いため、時間を浪費している感が強い。

そして、ポケモンGOを目的として外出しているため、どこへ行っても歩きスマホになってしまう。カフェへ入ってもポケゴー、図書館へ行ってもポケゴー、さらには人と話している間にも気になってスマホをチェックしてしまっていた。

もちろん、メリハリのある生活が出来ていれば全く問題ないと思う。しかし、イベントが終わった後もボックスのポケモン達を鑑賞してみたり、ツイッターで交流したりと、なんだかんだ余韻を引きずってしまう。結局、コミュデイの日はコミュデイで一日終わる。

無駄な出費が増える

先にも書いた通り、筆者は月に万単位で課金している。主な使い道は

1位:リモートレイドパス

2位:ハイパーボックス

3位:アバターの着せ替えアイテム

3位まで書いたが、圧倒的にリモートレイドパスに費やしている。フレンドからのレイドバトル招待は基本的に全て受ける。海外でレイドアワーがあると数分おきに招待がくるが、入れるものは全て入る。

リモートレイドパスは値上がりして現在100コインなので、100回やったら10,000円が消える。

一万円があっという間にリモパに化けて溶けていく。

こうして文章にしてみて少しゾッとしている。レイドバトルをやりまくっていた時は、「もっと回数こなしている人もいるしなー」としか思ってなかったけど、金ドブすぎないか?

ゲーム内課金のように直接的にお金がかかるもの以外にも、交通費、外食費、飲み物代、交際費(飲み会など)等、ポケ活にはお金がかかる。お金がかかること自体が悪いというわけではなく、知らぬ間にあっという間にお金がかさみ、かけたお金に見合った見返りが得られないのが問題だ。

スマホのバッテリー劣化が半端ない

ポケモンGOガチ勢になってから、モバイルバッテリーはなくてはならない存在となった。とにかくスマホのバッテリー消費が早い。コミュディやレイドアワーの際にはモバイルバッテリーを繋ぎっぱなしにしないといけないほどだった。暑い季節はただでさえスマホが高温になってフリーズしまくるのに、充電していることでさらにカクカクになり満足にプレイできないことも。

あまりにも多すぎる不具合

ポケモンGOを今でもプレイしているヘビーな層は、ちょっとやそっとのことではへこたれない強靱なメンタルを手に入れているはずだ。何故ならポケモンGOにとって不具合は無いと寂しいくらいに当たり前になっているからだ。

記憶に新しいのは、2022年初夏に開催されたカイオーガのレイドアワー。レイドアワー開始とともにフィールドが何も無い平野になった。ミュウツーのレイドでは、レイドアワー以外の時間帯にもサーバーダウンしまともにプレイできない状況となった。

コミュニティディでも、画面のフリーズ、カクカクするなど未だに何かしら問題が発生している。

さらにはGBL(GOバトルリーグ)では、試合に勝っても負け判定されたり、通信ラグなどで引退者が多発した。

このような不具合はリリース当初から報告されているが、6年経った今も改善されていない。

色々文句たれながらも何故やり続けてるのか

こんなにも沢山の問題点を挙げながら、何故なかなか引退できないでいるのか。

これは他のガチ勢の方も思っているかもしれないが、「習慣をやめる怖さ」「付き合い」「今までの労力」が大きいのでは無いだろうか。

まず、「習慣をやめる怖さ」だが、筆者で言えば

・毎日朝起きたらポケモンGOを起動してジムの様子をチェック

・仕事中はスマホを横に置いて常に起動、ジム監視&オートキャッチの接続確認

・仕事後、ギフト開封&送付

・夕食後、おさんぽおこうを焚いて歩行距離10Km程度歩き、ジムバトルやレイドをする

・寝る前、GBLをこなす

という大体のルーティーンがある。

辞めようと思っても、朝起きたら自然とポケモンGOを開いてしまって、その後も流れに沿って淡々とこなすのが日課となってしまっている。この一日の流れを崩すのが怖いという気持ちが正直ある。

次に、「付き合い」だが、ツイッターで繋がっているフレンドの人とはこれまで沢山レイドバトル共闘、トレード、情報共有をしてきたので、「ポケゴーやめまーす!」というのが気が引けてしまう。

わざわざ遠くでゲットしてきたポケふたのギフトをくれたり、持っていない色違いポケモンをくれたり、オフ会で楽しい時間を過ごしたメンバーにどう伝えよう、今後街で会ったときどうしよう、なんて思ってしまう。

そして、「今までの労力」。沢山のお金と時間を費やしてきたポケモンGOを辞めてしまったら、今までの労力が無駄になるという思いがある。また、SNSをやっているとどうしても情報が入ってくるので、「次回のコミュディまではやろうかな・・・」とずるずる続けてしまう。なんとなく辞めたいと思っている方にも、このような人がいるのではないだろうか。

1か100かの性格ならポケモンGOはやめた方がいい

生活全てがポケモンGOに支配される

ジムを自分のものにしたいという異常なまでの執着心

こんなにも深刻に考え、辞めたいのに辞められないと嘆く人もいれば、筆者の知り合いには育児も仕事もこなしながらTL50でGBLも毎回レジェンドという超人がいる。また、ゆるく楽しむ程度で長く続けている人もおり、いずれもポケモンGOに飲まれることなく自分のペースで楽しめている。

もし、あなたが「1か100しかない極端な性格の人間」ならポケモンGOはやらないことをお勧めする。やるならとことん突き詰めないと気が済まないという性格の場合、生活そのものがポケモンGOになってしまう可能性が高いだろう。筆者も「やるか」or「やらないか」二択しかない人間であり、見事にのめり込んでしまった。

このような人間は、のめり込む対象を一歩間違えると悲惨なことになりかねない。

毎日のログイン、ギフト交換だけでもやればいいんじゃないの?

「そんなに思い詰めるなら、毎日のログインとギフト交換、ちょっとポケモン捕まえる程度でいいんじゃないの?」

そう思う方もいると思うが、100%無理なのが目に見えている。ログインしたら家ジムが嫌でも目に入るし、ギフト交換時には相手のレベルや経験値が分かるので負けたくないと思ってしまうし、イベントの通知などがあればチェックしてしまう。目に入る全てが気になってしまうので、自分自身でセーブするしか方法はない。

ポケモンGOを引退するメリット

では、ポケモンGOを引退するメリットは何だのだろうか。

ポケモンGOに追われることがなくなり、肩の荷が降りる

フィールドリサーチを終わらせないといけない、色違いをゲットしないといけないなど、やらなきゃいけないという義務感がなくなり、肩の荷が降りる。頭の中が常にジム防衛のこと、レイドバトルのことなどポケモンGOでいっぱいだったのが解放され、ブログを書いたりスポーツをしたり英会話の勉強をするなど、思考を別のものに使うことができる。

貯金ができる

仮に、ポケモンGOに月1万円課金していたとしたら、1年間で12万円。

12万円あったら旅行に行ったり、美味しい料理を食べに行ったりできるし、何より貯金に回すことができる。空いた時間で副業を行えば、その報酬でさらに貯金額を増やすことにもつながる。

世間からの「やべーヤツ」「未だにポケモン奴」という視線から解放される

まだまだポケモンGOプレーヤーがいるとはいえ、世間の目が厳しいもの。都市部であれば仲間っぽい人をちらほら見かけるが、少し外れると完全に不審者。特に、神社や石柱のような場所がジムになっている場合、立ち止まってジムを攻撃していると通行人に変な目で見られる。小心者の自分にはなかなかのダメージだ。

また、先日の「Pokemon GO Fest 2022:フィナーレ」では、筆者は池袋に出向いたが、サンシャインシティのカフェがポケモンGOプレイヤーに占領され異様な光景だった。あたりを見渡しても皆机にスマホを置いてひたすらポケモンを捕まえている。10時頃には満席となり、席を探す若い女性二人組からは「えー何これ。きっしょ」という声が聞こえた。その後も何組か席を探す人がいたものの、ポケモンGOプレイヤーは見向きもせずプレイしていた。さすがにこれはヤバイなと感じた。

このような極端な例はあくまで一部であり、自分自身で気をつければ良いものではあるが、世間からの「ポケモンGOプレイヤーは頭おかしい」「迷惑」「いまだにやってんの?」みたいな声や視線を向けられることがなくなるのはメリットだと思う。

自分と向き合う時間が増える

ポケモンGOをしていると、ポケモンのことしか考えられなくなるので、自分自身と向き合うことが殆ど無い。なので、服装や髪型にあまり関心がなくなり(というかそこまで余裕がない)、これからのこと、今現在の自分のことなどをじっくり考える機会が無かった。また、少し空き時間ができてもポケモンGOに充ててしまうので実家に電話したり、友達とLINEするといったことも減っていた。

ポケモンGOに充てていた時間を、今後は自分と向き合う時間に費やして、有意義な毎日を過ごしたい。

ポケモンGO依存から脱却するために

ここまで書いていながら、筆者はポケモンGOアプリはまだスマホに入っているし、今この瞬間も起動させている。では、これから具体的にどうしていくのか?

アプリの削除

書くのは単純。行動に移すのは難しい。沢山の思い出が詰まったポケモンGO。

ということで、とりあえずアカウント削除はせずアプリをアンインストールする。オートキャッチは持ち歩かない。

ツイッターをやめる

他人と競り合うことでムキになっていた部分があると思うのでポケモンGO用のアカウントを削除する。

色違い捕獲、個体値、GBL、歩行距離などあらゆるマウント合戦から引退。

YoutubeのポケモンGOチャンネル登録解除

毎週の情報収集にお世話になったYouTube動画。サムネ見ると気になってしまうので登録解除。

まずは1日、そして1週間

この記事を投稿したあとに、ポケモンGOをアンインストールする。まずは1日。そして1週間・・・

気付けばポケモンGOの存在を忘れ、平穏な日常を過ごすことを目指して。

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