最近話題の「タイミー」や「メルカリ ハロ」などの隙間時間に単発でお仕事ができるアプリ。
筆者は現在専業主婦なのですが、タイミーなどをちょいちょい覗いていて、先日よさそうな仕事があったので応募してみました。
すると、「犯罪の温床」とも呼ばれるスキマ時間バイトアプリの、また違った裏側が見えたのでそれを体験談としてまとめたいと思います。
筆者がやった仕事内容
筆者は、もともとIT系の仕事をしていたので、在宅でできるデータ入力やプログラミング系の仕事を探していました。
タイミーやメルカリハロでは現在地周辺の仕事が一覧として表示されますが、そこからではなく、検索画面から「リモートOK」という条件で場所を全国にして探しました。
すると、在宅でできるデータ入力のお仕事がヒットしました。
応募条件に「開発スキル」と記載あり。なぜデータ入力なのに?
「在宅」で「データ入力」ということで、こんなに自分に合うものはない!と思い即応募しようと思ったのですが・・・
応募条件をよくみてみると、
- 開発スキルが⚫︎年以上ある方
- エンジニアのブランクが1年以内の方
とありました。

データ入力の仕事なのに、なんで〜???
と思いつつ、まあ単発バイトだし、仮に開発系のお仕事だったとしても大した内容はふられないだろうと軽い気持ちで応募してみました。
在宅の単発バイトは人気で倍率が高い
在宅でデータ入力の仕事というと、割と人気のジャンルかと思います。以前、クラウドソーシングで同様の業種の応募がかかっていた際は、応募者が多く、落選してしまいました。
なので、今回もきっと応募者多数で仕事できないかもなぁなんて思っていたのですが、会社から仕事が決まった旨の連絡がきました。
メッセージには、Zoomのリンクが載っており、当日はまずZoomで担当者と少し話してから作業をしてもらうということでした。
いざ当日。データ入力の仕事は・・・?
いざ当日。息子を在宅ワーク中の夫に見ていてもらい、Zoomの打ち合わせに参加しました。
すると、一瞬でわかる「このひと現場の人じゃない」感w
(エンジニアかどうかって、なんとなく雰囲気で分かりますよね)
明らかにこの人、人事とかそっち系じゃない!?といった風貌の小綺麗なお姉様。
「そっか。単発バイトだから、仕事をふるのも現場じゃないのか」と勝手に納得し、小綺麗なお姉様と挨拶を済ませると、

当社は⚫︎⚫︎年創立で〜事業内容は〜〜〜・・・・
と、会社説明が始まりました。
「すみません。データ入力のお仕事じゃないんですか?」
なんだか話が長くなりそうだったのと、おかしな気配を感じたので、お互いの時間が無駄にならないよう

すみません。データ入力のお仕事じゃないんですか?
と単刀直入に質問しました。すると、

データ入力のお仕事をお願いしようと思っていたのですが、社内で終わってしまったんです。
今回は会社説明と、⚫︎⚫︎様のスキルやご経歴をお伺いしたく思いまして・・・
とのこと。この流れ、人探してるのか・・・と、ここでやっと気付く私(遅い)。
「データ入力」の仕事と見せかけた社員探しだった件
ということで、「データ入力」として募集されていたお仕事でしたが、蓋を開けてみるとただの社員探しでした。

小さな子供がおり、規則的な仕事は今は難しくて・・・
と伝えると、

そうですよね。大変ですよね・・・!
では、今回はこちらで終了させていただきますね!
と、ものの10分でオンラインミーティングは終了しましたw
以降、求人にその会社は出てこない。ブロックされた可能性!?
10分程度で終わったオンラインミーティング。しかし、報酬は当初予定されていたデータ入力(1時間)の金額がしっかり振り込まれました。
こちら側としてはラッキー!と言いたいところですが、それ以降、その会社の求人を検索しても全くヒットしない。
これって・・・ブロックされているのでは・・・・!?!?
こちら側からはブロックされたかどうかは分からないので、本当に仕事を募集していないだけかもしれません。でも、これまではちょいちょい募集が出ていたのに、一度仕事を受けて以降パタリとヒットしなくなったのって、なんだか不自然ですよね〜。
結論:そんないい求人はほぼ存在しないと思ったほうがいい
結論、「タイミー」や「メルカリ ハロ」などのスキマバイト募集アプリで在宅・データ入力のような求人はないと思ったほうがいいです。
単発バイトは、清掃や引越しスタッフ、介護、美容室、スマホ販売のイベントなどが多く、デスクワークはコールセンターが多いです。
単発バイトを装ってカジュアル面談に流れ込ませるのってどうなの!?
それはそうと、スキマバイト募集アプリを使って求人するのって、アウトではないかもしれないけどどうなの!?と思ってしまいました。
一般的な求人サイト(indeedなど)は、有料オプション利用時はクリック課金型なので求職者が求人ページをクリックするごとに費用がかかります。また、ビズリーチの基本利用料は最低でも85万円〜。これを考えると、データ入力のお仕事1時間で1,500円の報酬だとしたら、求人サイトで募集をかけるよりも格安ですよね。
また、「データ入力」という募集としながらも、条件としてはエンジニアスキルを求められており、確実に経験者のみに絞り込むことができ、「初回はZoomで顔合わせ」的な説明なら違和感もありません。
まとめ
今回は、「タイミー」や「メルカリ ハロ」などのスキマ時間バイトアプリをやってみたら、知らぬ間にカジュアル面接が始まっていたという件について体験談をまとめました。
筆者は昨年末に出産し現在専業主婦なのですが、スキマ時間にお小遣い稼ぎができるアプリは子育て中の自分には合っており今後も利用したいと思っています。いろんなお仕事をやってみるのは、大人のキッザニアみたいで楽しいですし、話のネタにもなりますしね。
ただ、今回のように中小企業がアプリを利用して求人しているケースもあり、それってどうなの?と思ったので記事を書いてみました。ダメじゃないかもしれないけど、悪く言うとちょっと姑息な気がw
またタイミーやメルカリハロを利用して面白い(!?)体験をしたら記事にしようと思います。