2025年9月8日、LUNA SEAのドラマー・真矢さん(55)が公式サイトで「脳腫瘍」を公表しました。

2020年に大腸がんのステージ4 が発覚しました。
引用:https://www.instagram.com/p/DOU7oLBietT/
ライヴ、その後のツアー中ではありましたが7回の手術と抗がん剤治療、放射線療法を併用してライヴを続行してきました。
真矢さんのSNSでは、「2020年に大腸がんのステージ4が発覚」と記載がありますが、ルナシーファンの筆者、この事実を全く知りませんでした。先日のインスタで耳石がずれて歩けないと投稿されていましたが「元気!」と言っていたのであまり気にしていませんでした。
まさか、7回の手術と抗がん剤治療をしていたなんて・・・。
大腸がんステージ4は公表していなかった
真矢さんは、「2020年に大腸がんのステージ4が発覚」とSNSで記載していますが、当時そのような発表は一切ありませんでした。
ライヴ、その後のツアー中ではありましたが7回の手術と抗がん剤治療、放射線療法を併用してライヴを続行してきました。
引用:https://www.instagram.com/p/DOU7oLBietT/
とありますが、2020年はコロナが大流行した年であり、開催予定だった30周年ライブはほとんどが翌年に延期となりました。
ただ、3月15日の南相馬市民文化会館の公演までは予定通り開催されたため、
真矢さんは2020年の2月から3月にかけてのあいだに大腸がんであることが分かったと考えられます。
▼ 2020年2月2日の投稿
大腸がんは完治したのか?
真矢さんの大腸がんは完治したのかどうかについては、本人のSNSでは明記されていません。
ステージIVの大腸がんは大腸以外への転移が見られ、一般的には予後が悪いとされており、5年生存率は16.8%と報告されています(2024年報告)。
引用:https://ubie.app/byoki_qa/clinical-questions/p5_ff8xxglz
ただ、ステージ4でも完治/寛解している方もいらっしゃるので、手術や抗がん剤の治療がうまくいっていることを祈りたいです。
真矢さんの件で大ショック。腫瘍との表記だがおそらく脳メタ?7回の手術ってことは肝臓などにも転移してた?そんなそぶりも見せずに、治療もかなりかなーりきつかったろうにツアーもドームもやってのけた精神力たるや…!とはいえかなり心配な状況です。ご無理なさらぬよう療養されてくださいませ…
— haru🍒🌿 (@sparkle08907103) September 8, 2025
河村隆一も過去にがん経験あり
ルナシーのボーカルのRYUICHI(河村隆一)さんも、過去にがんを経験されています。
2018年に人間ドックで肺腺がんが発覚し、2019年1月に手術を受けて活動復帰しました。
河村隆一 太った
という声もSNSでは見受けられますが、隆一さんは決して太ったわけではなく薬(ステロイド)の影響でむくみが出ていると思われます。
真矢の異変 〜激痩せ・発言・涙〜
手術7回に放射線治療も行っていたという真矢さん。
痩せたと言われていたものの、元々体格のいい方なのでゲッソリしたかんじはなく、ご本人元気そうでとてもじゃないですががん闘病中とは思えませんでした。
しかし、ご本人から公表を受けて、これまでの発言や痩せ方などを振り返ってみると気づかされるものがありました。(いや、たぶん公表がなければ今も気付いてないとは思いますが・・・)
コロナ復帰後から急に激痩せしている
真矢さんは、コロナから回復したあと急に激痩せされています。これに対して
コロナ闘病の際に、がんの治療もしていたのではないか!?
という声もあがっています。
2020年のコロナの時にはがんの治療もしてたのかな
がんもコロナも本当に怖かったと思う。真矢さんの家族も、メンバーも怖かったよね。
ファンには心配かけないようにしてくれた優しさに涙が出ます。
生きていてくれたらそれでいい。無理せず、自分のことだけ考えてほしい。— とーか (@68bVIjfQuZ3308) September 8, 2025
【画像で比較】真矢は2018年頃から痩せ始めていた?

こうして画像で比較してみると、2018年頃から痩せているように見えます。

実際に、2018年11月の投稿のコメントには「痩せた!?」というコメントが多く見受けられました。
大腸がんによってたんぱく質や脂肪成分が分解されるため、普段と変わらない生活をしていても体重が減少していくことがあります。
引用:大腸がん気づいたきっかけは?
ちなみに真矢さんは、若いころ体重が落ちた際に「バスドラムの音が痩せた」と、ダイエットを中止した過去があるほど、ダイエットよりもドラムの音を大切にされています。
真矢さんなんか病気したんだっけ?痩せた?
— 桂 (@katsura_dasu) March 13, 2021
復帰後「死んじゃうかもしれない」と当時を振り返り涙も

コロナ復帰後のライブでは、感染時を振り返り

死んじゃうかもしれないとも感じて。
そんな時、SNSを通してみんなに助けられた
と、感極まる場面がありました。
手術や抗がん剤治療をしている中での感染ということでコロナが重症化してしまったのかもしれません。

私も産後すぐにコロナ重症化して(これが原因で親と絶縁)寝たきりで動けなくなりましたが、体力がない中での重症化は本当に辛かったし命の危険を感じました。
参考:LUNA SEA真矢「死んじゃうかもしれない」…感染時を振り返り、ステージ上で涙
「楽屋で号泣」「歩けなくなった」と意味深な発言が増える
2024年のツアーファイナル後のインスタ投稿では、
自分の未熟さで楽屋で号泣したり、限界超えて歩けなくなったりしたけど、そんな時もどんな時もみんなの笑顔で本当に幸せだったよ。
引用:https://www.instagram.com/p/DCaeo1GTOeO/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=YWlnMHNzM3Z2dG84
と投稿していました。
LUNA SEAの楽曲はアップテンポで激しいものも多いです。真矢さんは、全身全霊で毎公演に臨み、病気関係なく体力を使い果たして「歩けなくなった」のかもしれません。
しかし、楽屋で号泣したというのは、今までのように演奏ができなくなった(と感じた)ことや、体力が持たないことなどの不甲斐なさを感じたのでしょうか。少し心配になるような発言です。
コロナ以降のライブは途中休憩が入るようになった
ルナシーのライブはコロナ以降途中休憩が入るようになりました。
当時は「会場内の換気」とアナウンスがありましたが、コロナが落ち着いてからも途中休憩が設けられていました。
ちょうどコロナ禍のころは、RYUICHI(河村隆一)さんの喉の調子が良くなかったため、隆一さんの喉を休ませるための休憩なのかな?とか、ルナシーも全員50代だし休憩を入れるようになったのかな?なんて思っていましたが、
もしかすると真矢さんの身体を考慮しての途中休憩だったのかもしれません。
コロナ以降というか、休憩ありになってからのLUNA SEAのライブは、他のライブ観に行ったりしてると、何か物足りなかったし、何か不自然だなと思っていたけど、真矢がほぼ末期ガンで、治療していたら、そうなるよな
ガン見つかった時に、治療に専念しなかったのも初期のガンじゃなかったからでしょ— IronPiplup (@ironpiplup2005) September 8, 2025
SUGIZO「次ドームに立つ時は誰かがいなくなった時かもしれない」
LUNATC TOKYO 2025 -黒服限定GIG-、
本当にありがとう。覚悟の夜は奇跡の夜だった。
漆黒の東京ドーム、この上なく美しかった。
心から感謝します。MCで話したように、これが5人での最後の東京ドーム公演になる覚悟だった。… pic.twitter.com/tMkD6UxEpb
— SUGIZO (@SUGIZOofficial) February 24, 2025
ルナシーのギターSUGIZOさんは、ライブのMCで
「次ドームに立つ時は誰かがいなくなった時かもしれない」
と発言しています。
また、これに続けて
手術してからRYUのコンディションが戻らず、ご存知の通り真矢も病気があって…
と言っていましたが、ファンは「真矢の病気」というのはコロナの後遺症なのかな?RYUICHIさんの声のこともあって、こういった発言をしているのかなと思った方が多いのではないかと思います。
また、スギゾーさんが「奇跡」や「覚悟」などといった言葉を使うようになったのは、単純にメンバーが歳を重ねたから今この瞬間を大事にしているのかなと思っていましたが、その背景には本当に「奇跡」や「覚悟」が重なっていたんだなと初めて気づきました。
スギさんが「次にドームに立つときは…」て語ってたのは主にRYUICHIのことを指してたと思ったけど、真矢のことでもあったのね…
— hir (@hirokix2jp) September 8, 2025
特にSUGIZOさんがずっと「明日は無いかもしれない」「いつ終わるかわからない」という旨のMCを話されていたことも、一層リアリティを持つよね。
— Ponkichi🌙🐿️@next:9/22 隆一さん ビルボードライブ大阪 1st & 2nd (@ryu_slave_rkf) September 8, 2025
手術後すぐのアルバム収録やライブの意味がやっと分かった
近年のLUNA SEAの活動は、生き急いでいるというか、今しかない、という切迫感がかんじられました。
2022年2月 RYUICHIの声帯手術のためバンドは充電期間に入る
2022年2月には、RYUICHIさんが声帯にできた静脈瘤の除去手術を行うためバンドは充電期間に入ると発表しました。
LUNA SEAは、過去に「終幕」という形で2000年末をもって活動休止しており、2007年に復活ライブを行うまで一切活動はありませんでした。このような過去もあって、しばらくは活動再開はないだろうとファンの間では思われていました。
2022年8月 手術から半年もたたずに活動再開
しかし、2022年8月には「LUNA SEA 復活祭 -A NEW VOICE-」が開催されバンド活動が再開。
2023年には、名盤「MOTHER」と「STYLE」のリマスター(再録)版がリリース。そして、このアルバムをテーマにしたツアーも開催されました。
当時、ファンからは
RYUICHIの手術からあまり経たないうちに再録って、大丈夫なの!?
無理しないでほしい
などの声があがっていました。
筆者も、「そんなに喉使って大丈夫なのかな・・・」と思ったものの、リマスター版をいざ聴いてみると演奏の重厚感と、ちょっと荒々しくも全身全霊で歌うRYUICHIさんの組み合わせが最高に良くて、今の状態でのリマスタリング盤を残しておきたいのかな?としか思っていませんでした。(なんと浅はか・・・)
2024年 怒涛のライブ・イベント
そして、2024年(結成35周年)には、
- 5月25日~ 35周年ツアー (11カ所16公演)
- 5月29日 FC限定イベント
- 7月15日 FCイベント
- 7月27日~ 35周年ツアー 第2弾 (7カ所12公演)
- 9月2日 FCイベント
- 9月14日~ 35周年ツアー 第2弾 (10カ所13公演)
- 9月15日 音楽フェス出演
- 11月16日 FCイベント
- 12月23日 FCイベント
と、ツアーだけでも41公演も行っています。
一体いつ闘病していたの!?ファンも全く気付かず
真矢さんは、ツアー中にもがんの治療をしていたことを公表しましたが、手術や抗がん剤をしていることを全く感じさせず、ファンの方でも気づいた方は極めて少ないのではないでしょうか。
奥様である、元モーニング娘。の石黒彩さんのインスタでは一緒にゴルフに行く様子も投稿されており、ライブではこれまでと変わらない迫力あるパフォーマンス。
陰では辛い闘病生活をされているのかもしれませんが、それを一切感じさせない体力・精神力。すごいの一言に尽きます。
いやほんと真矢ここ5年のスケジュールで7回手術して療養してリハビリして…っていつどのタイミングでやってたんだ…すごいなぁ
— えふか@魚類ノセカイ🌹🐠 (@efu_ka_LF) September 8, 2025
バイト中もずっと真矢のこと考えてたけど、冷静になってみるとガンが発覚したっていう2020年から今日まであれだけの本数のライブを、あのパワフルでかっこいい演奏で続けてきたこと、LUNA SEAの屋台骨であり続けてくれたことが本当にすごすぎる
いつの日かステージに復帰してくれることを信じて待つ— 卵焼き🍳 (@yakitamago0722) September 8, 2025
まとめ
今回は、LUNA SEAのドラマー・真矢さんが脳腫瘍であることを公表したのを受けて、これまでのことを振り返りつつ記事をまとめました。
5年前にステージ4の大腸がんが分かり、脳腫瘍、そしてRYUICHIさんの喉の不調がありながら怒涛のツアー。スギゾーさんの発言・・・。これらをふまえると、本当に「5人でライブができるのは今しかない」とメンバーは覚悟していたんだなと。
筆者はルナシーのファンになって短いので偉そうなことは言えませんが、LUNA SEAは宇宙一のドラマー真矢さんなしには成り立たないバンドだと思います。明るくユーモアに溢れた方であり、地元愛に溢れた沢山の人に愛される真矢さん。
先日のマクドナルドとのコラボ(ルナチー)でLUNA SEAに興味を持った方や、元SLAVEでまたライブに行こうと思った方もいらっしゃるかもしれません。音楽サブスクでもROSIERがランクインするなどルナシーが話題になるなか本件を聞き、ただただ驚きで言葉がありませんでした。
今はとにかく真矢さんがなるべく辛い思いをせず、元気になることを祈るばかりです。