マシューボウヤーとは誰?水原氏はハメられた?違法ブックメーカー胴元でマフィアの可能性は?

芸能人・アイドル

ドジャース・大谷翔平投手の通訳である水原一平氏が、違法賭博に関与していた疑いでドジャーズを解雇されました。

水原一平さんは、大谷翔平選手の口座から、違法ブックメーカー(賭け屋)の胴元であるマシュー・ボウヤー氏に少なくとも450万ドル、日本円で約6億8000万円もの送金を行っていたことが明らかになりました。

これに対し、「水原一平通訳はマシュー・ボウヤー氏にハメられたのではないか?」という声が挙がっています。

本記事では、

  • マシューボウヤーとは何者なのか?
  • マシューボウヤーと水原一平はどこで出会ったのか?
  • マシューボウヤーはマフィア(国際犯罪秘密組織)なのか?

こちらを解明していきたいと思います。




【画像】マシューボウヤーとは何者なのか?

ボウヤー氏は、ギャンブル依存症の水原氏をハメた「違法賭博の胴元」であるとされています。

マシュー・ボウヤーのプロフィール

マシュー・ボウヤー氏は現在48歳。

元妻との間に4人の子どもがおり、現在の奥様はニコール・ボウヤーという名前です。

こちらのポストには「違法ブックメーカー疑惑のマシュー・ボウヤーと、彼の独立カジノ担当者である妻ニコール・ボウヤー。」と紹介がありました。

ニコール・ボウヤーさんは現在35歳前後で、ファッションブランドの運営のほか、スパやフィットネススタジオなどの様々な事業を展開しています。

過去には自身のファッションブランド「COCO」に関して、「ニコール・ボウヤーの人生と仕事」と題したインタビューを受けています(参考)。

マシュー・ボウヤーの妻のインスタは現在非公開になっている

マシュー・ボウヤーの妻であるニコール・ボウヤーのインスタグラムは、現在非公開となっています。

マシュー・ボウヤーの経歴

害虫駆除の会社を経営していましたが、倒産。

その後、先物取引のトレーダーとなり、リゾート事業にも手を出し融資を得ていましたが返済が滞って訴えられています。

2011年にはカジノで3憶の負債を負い自己破産

大谷翔平騒動で全米騒然!水原一平をハメた「違法賭博の胴元マシュー・ボウヤー」の正体 こちらの記事によると、

ボウヤー氏は2011年に破産を申請し、ラスベガスのいくつかのカジノには出入り禁止になり、

引用:https://diamond.jp/articles/-/341210?page=3

とありました。このとき、ボウヤー氏はラスベガスのカジノで約3億円の負債を負ったとされています。

また、複数のカジノからは、賭けの借金を支払っていないとして、2億円を超える訴訟を起こされています。

いつからブックメーカー(賭け屋)になったのか?

いつからブックメーカー(賭け屋)になったのか、詳細は不明ではありますが、アメリカの多くの州でスポーツ賭博が合法化された2018年あたりからは加わっていたと考えられています。

スポーツ賭博の合法化に伴い、それに関連する業者や顧客が多くなった2019年には、ラスベガスに弁護士事務所の法人も設立しています。ラスベガスでは、顧客を集めるために大谷選手と自分が関わりがあると周囲に話していたようです。

また、2019年頃からカリフォルニアの豪邸に住み、付近に柔術道場を開いていました。

2023年10月、違法賭博元締の疑いでFBIが家宅捜索

2023年10月、ボウヤー氏に捜査令状が出たことからFBIが家宅捜索を行いました。

捜査のきっかけとしては、他のラスベガスのブックメーカーがマネーロンダリング法による違反が摘発されたこと。その仲間でもあったボウヤー氏も捜査の対象となったのです。

このとき、顧客名簿や入金記録などが押収され、水原一平通訳が顧客であること・大谷翔平選手の銀行口座から送金されていることが判明しました。

マシュー・ボウヤーと水原一平はどこで出会ったのか?

マシュー・ボウヤー氏と水原一平通訳は、2021年にカリフォルニア州・サンディエゴの球団ホテルにて知り合いました。球団ホテルでは、ポーカーゲーム(合法)が開催されており、この会場にマシュー・ボウヤー氏が入ったことで水原氏に接触したとされています。

この会場には、元エンゼルスの選手のフレッチャー選手もおり、ボウヤー氏はフレッチャー選手の知人の紹介でこの会場に入りました。

これがきっかけで、2021年の後半には、水原一平通訳はボウヤー氏の違法スポーツ賭博を始めることとなりました。

限度額なしのツケ払いで年収以上の負債を負わせ、追い込む

水原一平通訳はボウヤー氏の違法スポーツ賭博を「ツケ払い」で始めました(ロスでは後払いは違法)。ボウヤー氏は「オオタニの親友だから」という理由で、限度額なしのツケ払いを許していたとボウヤー氏の弁護士が明かしています。

しかし、水原一平通訳の負債は2022年末までに100万ドル以上となり、自身の年収である30万~50万ドル(4500万~7500万円)をはるかに超えた負債を抱えることとなりました。

大谷選手の手術の時期にちょうど送金を行っている

大谷翔平名義の違法業者への送金が確認されているのが昨年9月と10月。

大谷が肘の手術をしたとされているのが日本時間9月20日であり、手術・入院・リハビリの真っ只中に行われていたことが分かります。

また、アメリカには「Check Writing Privileges」という、日本の銀行でいう「代理人権」「振込代理権」にあたり、アメリカの銀行口座で口座名義主が選んだ人間に付与できるシステムが存在します。

ここから、水原氏は大谷選手の口座から勝手にボウヤー氏への返済として送金していたのではないかとも考えられます。

マシューボウヤーはマフィア(国際犯罪秘密組織)なのか?

マシュー・ボウヤー氏はマフィア(国際犯罪秘密組織)なのか?という問題ですが、

「イッペイは身の危険を感じていた」…!大谷翔平の通訳・水原氏が「命を狙われる可能性」と、その背後にある「巨大犯罪組織」の正体 こちらの記事によると、

「話題になっているマシュー・ボウヤ―氏は、末端の一人にしかすぎず、その背後にはもっと強大な組織があるとみられる。」とあり、

「私はロシア系のマフィアじゃないか、と推測しています。アメリカ国内での違法賭博事件ですから、アメリカや中米のマフィアを連想するでしょうが、そうじゃないんです。アメリカでは、売春や違法賭博の裏側にロシアマフィアが絡んでいるケースが意外と多い。」

引用:https://gendai.media/articles/-/126432?page=3

と、ロシア系マフィアが絡んでいる可能性が示唆されていました。また、

もう一つ考えられるのは、イギリスから追放されてきたマフィアです。結構あぶれているのでその可能性もある。もともと、イギリスはブックメーカーが盛んで、違法ブックメーカーも多かったんですね。

引用:https://gendai.media/articles/-/126432?page=3

と、イギリス系マフィアが絡んでいる可能性があるともアメリカや中米の裏社会事情に詳しいジャーナリストは語っています。

NYのイタリア系マフィアが絡んでいる可能性も?

マシュー・ボウヤー氏がFBIに家宅捜査された理由として、NYのイタリア系五大マフィアの1つであるコロンボ一家が絡む地下賭博に関する捜査をするためだと言われています。

しかし、ボウヤー氏は逮捕されておらず、このことからボウヤー氏も組織の末端に過ぎないとも考えられます。

水原一平氏はハメられた?

水原一平通訳は、「オオタニの友達だから」ということで限度額ナシのツケ払いをし、雪だるま式に負債が増え、年収以上の負債を抱えることとなりました。

もし、マシュー・ボウヤー氏がマフィアだとしたら、大谷選手のクリーンなお金が、犯罪組織に流れているということになります。

これについて、「水原一平氏はハメられた」という声が挙がっています。

まとめ

今回は、「マシューボウヤーとは誰?水原氏はハメられた?違法ブックメーカー胴元で過去には破産も」という内容をまとめました。

本記事のまとめ
  • マシュー・ボウヤーは違法ブックメーカーの胴元
  • 過去にカジノで多額の負債を負い自己破産している
  • 水原一平とは2021年頃知り合い、限度額ナシのツケ払いで違法賭博をすることに
  • マシュー・ボウヤーはマフィアの末端の可能性がある

この騒動に関して、国土安全保障省(DHS)も捜査に入ったことから、大掛かりな捜査が始まったことが分かります。

心配なのが、水原一平さんの身元。開幕戦後の囲み取材を最後に、水原さんの姿は目撃情報がなく、行方不明とも言われています。このような状況ですから、身柄が拘束されていないとしたら最悪の事態も考えられるのでは?と思ってしまいます。




タイトルとURLをコピーしました