【動画】つばさの党とは何者？何が目的？根本良輔・黒川敦彦の演説妨害・暴力の内容【事務所に家宅捜索】

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2024年4月に行われた衆議院の東京15区補欠選挙で、政治団体「つばさの党」が、他の候補者の街頭演説を妨害した疑いで、2024年5月13日に警視庁がつばさの党の事務所に家宅捜索に入りました。

つばさの党が選挙演説を妨害したり、暴力とも見られるような行動をする様子は、Xなどで広く拡散されており、

少なくとも放送されてる中に、暴言と暴力あったしな。 電話ボックスに乗ったアホもおったし。

候補者の話し中、大音響やその場でしなくて良い質問で妨害やめて欲しい。 あと車で追いかけてまでやること？

と、世間からも疑問の声が広がっています。

世間では、今回の選挙演説妨害のニュースをきっかけに「つばさの党」の存在を知った方も多いのではないでしょうか？そこで、

  • つばさの党とは何者！？
  • つばさの党の目的はなに？
  • 党幹事長・根本良輔の問題行動まとめ

上記について徹底調査していきたいと思います。




「つばさの党」とは何者！？

「つばさの党」は、日本の政治団体のひとつであり、もともとは「オリーブの木」という党名で2019年5月20日に設立されました。まだ5年ほどと、歴史の浅い団体です。

前身の「オリーブの木」は、1年経たず解散

前身である「オリーブの木」は、

オリーブの木は、今の政治を改革したいと思う共通の志のもと、異なる専門をもつ人が集まり、参院選での共通議席獲得を目指した政党です。

引用：http://wakabayashi.way-nifty.com/1/2019/10/post-4ed1f7.html

と、当時オリーブの木に所属していた人物のブログに記載がありました。

しかし、2019年10月には「活動継続の道を模索しましたが難しく、候補者が元に戻って別々に活動することになりました。」という理由で、オリーブの木は解散という形をとっており、上記ブログを書かれた方もすでに党を離れているようです。

党代表：黒川敦彦

つばさの党の党代表は、黒川敦彦氏です。

引用：https://tsubasa-party.jp/member/kurokawa/
  • 名前：黒川 敦彦（くろかわ あつひこ）
  • 生年月日：1978年9月6日（現在46歳）
  • 出身：愛媛県今治市
  • 経歴：愛媛県立今治西高等学校卒業、大阪大学工学部卒業、オリーブの木の代表

党幹事長：根本良輔（東大大学院→元AV男優）

つばさの党の党幹事長は、根本良輔氏です。

引用：https://tsubasa-party.jp/member/nemoto/
  • 名前：根本 良輔（ねもと りょうすけ）
  • 生年月日：1994年6月21日（現在29歳）
  • 出身：東京都
  • 経歴：記載なし

つばさの党の公式ページの経歴欄が空欄となっていますが、芝浦工業大学を卒業後、東京大学大学院在学中にナンパのプロになるために休学し、その後AV男優にもなっています。

つばさの党の目的はなに？

では、つばさの党はどんな目的の政治団体なのでしょうか？

つばさの党の「ごあいさつ」にて、黒川氏は以下のように述べています。

引用：https://tsubasa-party.jp/

つばさの党の願いは、あらゆる停滞の打開です。日本の歴史と伝統を守るためには、国家として優秀な人材を育てるために、未来に投資して行く必要があります。 目先の利益にばかり振り回される今の悪しきグローバリズムの世を変えるために、皆さまと一緒に羽ばたいて参りたいです。

引用：https://tsubasa-party.jp/

「あらゆる停滞の打開」と「日本の歴史と伝統を守る」のは、相反するような気もしますが・・・

つばさの党の目的としては目先の利益ばかりを追い求めるのではなく、未来のために今できることをしていくというスタンスであることが分かります。

つばさの党の政策

つばさの党の主な政策は、

  • 中央銀行制度の抜本的改革（日本銀行の通貨発行権独占廃止）
  • 消費税ゼロ化
  • ネット投票導入・直接民主制も目指すデジタルデモクラシー推進
  • ベーシックインカム導入
  • 再生可能エネルギー推進による脱原発
  • 性と真っ向から向き合う社会の実現

などです（参考）。

この政策には、支持する人もネット上ではちらほら見つかりました。

黒川敦彦・根本良輔の問題行動まとめ

警視庁は2024年5月13日の午前11時すぎ、東京・千代田区の政治団体「つばさの党」の事務所に、公職選挙法の自由妨害の疑いで家宅捜索に入りました。

また、選挙に出馬した根本良輔幹事長（29）や黒川敦彦代表（45）の自宅にも家宅捜索を行っています。

家宅捜索が入るきっかけとなったのは、テレビやSNSなどでも広く拡散され炎上している、他の候補者への演説妨害・暴力などが原因です。

【問題行動１】乙武洋匡氏の演説中に拡声器で妨害・暴力

根本良輔氏らは、無所属で出馬した乙武洋匡氏（48）らの街頭演説に選挙カーで乗り付け、マイクや拡声器で大音量でヤジや主張を続けました。

引用：https://www.youtube.com/watch?v=CePqtXEizII

度重なる演説妨害を受けた乙武氏の陣営では、選挙戦期間中に、つばさの党側の妨害行為に関してスタッフ6人が負傷したことを、関係者が明かしています。

以下の動画では、大田区議会議員の荻野稔氏が、乙武洋匡候補の応援に出向いたところ、根本良輔氏に転ばされる動画が映っています。

演説中の突撃は、乙武氏のみでなく、他の候補者にも行っていたようです。

引用：https://www.youtube.com/watch?v=PfkbB1Cogq0

【問題行動２】選挙カーをカーチェイス

引用：https://www.youtube.com/watch?v=PfkbB1Cogq0

問題行動の2つ目は、立憲民主党の選挙カーを見かけた瞬間に、「蓮舫！蓮舫！蓮舫！」と連呼し、そのままカーチェイスを始めました。

引用：https://www.youtube.com/watch?v=PfkbB1Cogq0

立憲民主党の選挙カーに追い付くと、

引用：引用：https://www.youtube.com/watch?v=PfkbB1Cogq0

何度も大声で「おい答えろよ」と暴言を浴びせました。

【問題行動３】日本保守党の事務所前で太鼓を鳴らす

引用：https://www.youtube.com/watch?v=PfkbB1Cogq0

問題行動の3つ目は、日本保守党の事務所前で、黒川氏が太鼓をたたき、これがきっかけで両陣営の支援者がもみ合いになり、警察が出動する騒ぎとなりました。

引用：https://www.youtube.com/watch?v=PfkbB1Cogq0

【問題行動４】批判をしたロンブー淳の自宅前で大声で呼びかけ

2024年5月5日、ワイドナショーにてロンブーの田村淳さんがつばさの党を批判する発言をされました。

これを受けて、つばさの党関係者がSNSで「田村淳の住所知ってる人いたら教えてください」などと呼びかけました。

そして、自宅を特定すると、実際に家の前で大音量で呼びかける行為を行いました。

【問題行動５】自分から突撃しておいて「障害事件だ」と言い出す

黒川敦彦氏は、走って他の候補者の元へ突撃しておきながら、ケガをしたら「障害事件だ」と言い、病院から診断書をもらい警察に提出したようです。

このXのポストに対して、

こういうのは一般的に「当たり屋」というのではないでしょうか？

シンプルに恥ずかしくないんやろか。

おぎのさんにぶつかりにいってるくせに

などのコメントが寄せられていました。

黒川氏・根本氏は「言論の自由」を主張

今回の演説妨害に関して、当人たちは「言論の自由」を主張しています。

引用：https://twitter.com/search?q=%E3%81%A4%E3%81%B0%E3%81%95%E3%81%AE%E5%85%9A%E3%80%80%E5%AE%B6%E5%AE%85%E6%8D%9C%E7%B4%A2&src=typed_query
<strong>黒川氏</strong>
黒川氏

我々は選挙妨害では絶対ないと思っています。

これこそが「言論の自由」だと思っているんで。

と発言しており、根本氏も

引用：https://twitter.com/search?q=%E3%81%A4%E3%81%B0%E3%81%95%E3%81%AE%E5%85%9A%E3%80%80%E5%AE%B6%E5%AE%85%E6%8D%9C%E7%B4%A2&src=typed_query
<strong>根本氏</strong>
根本氏

はたから見たら妨害しているように見えるかもしれんけど、法律的に問題ないし

別に今後これを反省する気とか全くなくバンバンやっていくつもりでございます

と発言しています。

黒川氏・根本氏への刑罰の内容はどうなる？

では、黒川氏・根本氏への刑罰などはあるのでしょうか？

  • 威力業務妨害

威力業務妨害に当てはまる場合、3年以下の懲役または50万円以下の罰金となります。

黒川氏・根本氏の演説妨害は、「暴力や脅迫などをして業務を邪魔する」という、威力を用いて人の業務を妨害した場合に成立する犯罪にあたる可能性があります。

  • 脅迫罪

脅迫罪の法定刑は、2年以下の懲役または30万円以下の罰金となっています。

「脅迫」とは、「生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した」と刑法で定義されており、黒川氏・根本氏の演説妨害がこれにあたる可能性があります。

  • 公職選挙法違反（自由妨害）

今回の黒川氏・根本氏の行動は、公職選挙法第225条の「選挙の自由妨害罪」にあたります。

自由妨害罪は、4年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金が科せられます。

また、罰金の刑に処せられた者は裁判が確定した日から5年間、懲役や禁錮の刑に処せられた者は刑期を終えた日または執行猶予の期間が満了した日から5年間、選挙における投票や立候補が認められません。

警視庁は公職選挙法の自由妨害の疑いで家宅捜索に入っているため、公職選挙法違反（自由妨害）に当たり、刑罰を受ける可能性があります。

世間の声

【速報】衆院東京15区補欠選挙　「つばさの党」事務所などを警視庁が家宅捜索　政治団体への公選法自由妨害の疑いでの捜索は異例 の記事に寄せられたコメントをいくつかまとめます。

法的には何の問題もないと豪語していたが、明らかな、選挙の自由妨害です。 候補者の、訴えが有権者に聞こえなくする行為は、誰が見ても妨害行為でしかないと思う。

これだけ証拠の動画があふれてて、「法的な問題がない」とは言えないでしょうよ。

法的には何の問題もないと豪語していたが、明らかな、選挙の自由妨害です。 候補者の、訴えが有権者に聞こえなくする行為は、誰が見ても妨害行為でしかないと思う。

個人の自由と権利が担保される世の中である事は重要だが、何でもかんでも自由や権利が 通じる訳ではない。

まとめ

今回は、政治団体「つばさの党」が、公職選挙法の自由妨害の疑いで、警視庁がつばさの党の事務所に家宅捜索したことについて、

そもそも「つばさの党」とは何者なのか、どんな目的の団体なのかについて、また、黒川氏と根本氏の演説妨害や問題行動についてまとめました。

つばさの党の行動で、暴力を受けてケガをしたり、候補者のなかには心理的ストレスを感じ苦痛を受けたと発言している方もいます。

今後は候補者が安全な環境で演説でき、民衆がそれを安心して聞けるような環境を整えてほしいと思います。




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