静岡・川勝平太知事 過去の不適切発言まとめ 男女差別・地域差別・容姿差別など多数

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静岡県の川勝平太知事は、4月1日に、県の新人職員へのスピーチにて、職業差別ともとらえかねない発言をしたことをうけて、4月2日に「ことし6月を持って辞職しようと思う」と述べました。

スピーチで不適切とされたのは、

県庁の職員は野菜を売ったり、牛の世話をしたりモノを作ったりとは違い、頭脳や知性が高い人たち

という発言です。これには「発言は許せない」「おごった考えだ」など、県に対して430件の苦情が相次ぎました。

こうした批判を受けて4月2日18時から記者会見をした川勝知事は、

職業差別はしていない。新規職員として入庁した方々への歓迎と励ましのことばが、何か問題発言があったかのごとき状況になって 本当に驚いています

そんな川勝知事は、過去にも不適切な発言を連発しており、問題となっていました。本記事では、川勝知事の過去の不適切発言をまとめます。




川勝平太知事の過去の不適切発言まとめ

川勝平太知事の、過去の不適切発言をまとめます。

2016年 「静岡市は政令市の失敗事例」

引用:https://www.youtube.com/watch?v=FK0UNqc9EEQ

以前から衝突を繰り返していた静岡市の田辺信宏市長との会談にて、川勝知事は「静岡市は政令市の失敗事例」と発言しました。

この発言に、田辺市長は激怒。県と両政令市のトップが話し合う場として2006年から年に1度のペースで開催されてきた「県政令指定都市サミット(G3)」が見送られることとなりました。

2019年 「やくざもいる。ごろつきがいる。」

県議会各会議派からの予算要望のなかで、県構想を反対する県議に対して「やくざもいる。ごろつき(人の弱点につけいる、ならずもの)もいる。」と暴言を吐きました。

のちに謝罪したものの、発言自体は撤回していません。

2021年 「顔のきれいな子は、賢いことを言わないと」

2021年6月の県知事選挙期間中の集会にて、みずからが学長を務める学校法人静岡文化芸術大学について、「8割ぐらい女の子なんです。11倍の倍率を通ってくるんですから、みなきれいです」と、女性の容姿と学力を結びつけるかのような発言をしました。

さらには、「めちゃくちゃ顔のきれいな子は賢いこと言わないとなんとなくきれいに見えないでしょう。ところが全部きれいに見える」という発言もしました。

これに対して、発言をした当日中に記者団に対し、発言を撤回すると述べました。

2021年 「(御殿場市は)コシヒカリしかない」

知事選告示後、富士市内で開いた集会にて、御殿場市を「コシヒカリしかない。飯だけ食って、それで農業だと思っている。」と揶揄しました。

これに対し、県議会は辞職勧告決議を可決しましたが、川勝知事は辞職を否定した上で、12月分の給与と期末手当を返上するとしました。しかし、返上に必要な条例改正はされないままとなっています。

2022年 「選考関わった人は辞任を」

2022年2月の記者会見にて、川勝知事は昨秋の東海大会準優勝の聖隷クリストファー高(静岡)が第94回選抜高校野球大会の出場校に選ばれなかったことについて、「判断がおかしいのではないか。選考に関わった人は辞表を提出したほうがいいのではないか」と発言しました。

2023年 「ゴールポスト動かしていない」

引用:https://youtu.be/-OFasB4O-t0?si=5yoZEE1yM2hsZ4vj

川勝知事はリニア工事について、静岡県にリニアが止まらない・環境への配慮などの理由から、かねてから前向きな姿勢は見せていません。

2023年8月の定例記者会見では「ゴールポストを動かしている」と指摘されたことに対し、

「ゴールポストは県の専門部会で示された47項目の懸念などをすべて議論することであり、これまで一貫している。動かしていない」と反論しました。

2023年 「遅れた責任はJR側にある」

引用:https://youtu.be/diTIacuo0lY?si=xptJtpPAX67wLWSb

リニア工事に伴い、静岡県外に流出した水を大井川に戻す「田代ダム案」について、JR東海と東京電力の協議が、提案から約1年半かかったことに対して、

「この間の遅れは、JR東海ご自身にあるわけですから、それをどこかの県になすり付けるような発言を一貫してなさってこられておりますけれども、我々は誠に遺憾であると思っております」と発言しました。

2024年 「ボールを蹴ることが勉強よりも重要」

川勝知事は、磐田市のサッカー女子チーム「静岡SSUボニータ」との面会のなかで、サッカー強豪校である藤枝東高校の女子サッカーチームについて、

「藤枝東はサッカーするためにやってきている。ボールを蹴るのが一番重要なこと。勉強よりも何よりも」と発言し、「無礼だ」と批判が集まりました。

これに対し、同日の記者会見で、「無礼を働いたとすれば問題だが、そういうことはなかったと思っている」と述べました。

「磐田は浜松よりも文化が高い」「男の子はお母さんに育てられる」

また、同面会内で、フェアプレーやスポーツマンシップを取り上げて、「男の子はお母さんに育てられる」や、「磐田は文化が高い。あそこは浜松よりもともと高かった」とも発言。

これには、「父子家庭を軽視している」、「浜松市民を見下している」といった声があがりました。

まとめ

今回は、川勝知事の過去の不適切発言をまとめました。

今回の発言以外にも、数々の差別や問題発言をしていることが分かりました。

まさに、「不適切にもほどがある」状態ですね・・・




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