テレビ番組のテーマソングやCMソングを手掛けるなどして「浪花のモーツァルト」と呼ばれたキダ・タローさんが、2024年5月14日に亡くなりました。93歳でした。
死因については公表されておらず、なぜ亡くなったのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、本記事では
- キダ・タローさんの死因はなに?
- キダ・タローさんの過去の病歴は?
- 酒・タバコを好み運動嫌いって本当?
上記について調べてみたいと思います。
作曲家のキダ・タローが5月14日に亡くなる
作曲家のキダ・タローさんの訃報は、キダ・タローさんの所属事務所「オフィスとんで」より発表されました。
弊社所属の作曲家 キダ・タロー先生が2024年5月14日逝去しました
生前のご厚誼に深謝し謹んでご報告申し上げます
葬儀告別式につきましては 故人の遺志により近親者のみで執り行いました
なお 誠に勝手ながら御香典 御供花 御供物につきましてはご辞退させていただきます
これまでお世話になった関係者の皆様 応援してくださったファンの皆様に
心より感謝 お礼申し上げます
これからもキダ・タロー先生の作品が皆様に愛され続けることを切に願います株式会社ワイドウィンドウズ
代表取締役 篠原義彦(円 広志)株式会社オフィスとんで
引用:https://www.tomde.co.jp/news/detail_test.php?key=144&width=600&height=500&TB_iframe=true
代表取締役 斎藤一恵
「とれたてぴちぴち かに料理~♪」でお馴染み「かに道楽」のCMや、
「オヤマ アレマ 小山ゆうえんち~♪」でお馴染み「小山ゆうえんち」のCM、
「四角い仁鶴がまぁ~るくおさめまっせ」で始まるNHKの番組「生活笑百科」など、
多くの人が一度は聞いたことがあるような、有名なテーマソングやCMソングを多く手掛けてきた「浪花のモーツァルト」の訃報に、驚いた方も多いと思います。
キダ・タローの死因はなに?
キダ・タローさんの死因は「老衰」であることが予想されます。
3ヶ月前から体調を崩し入院していた
その根拠となるのが、3ヶ月前から体調を崩し入院・自宅での静養をされていたという事務所からの公表です。
所属事務所によると、キダさんは、3月29日に「最高顧問」として出演していたABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」の収録を終えた後、体調を崩し、病院に入院するなどして、静養に努めていた。
引用:https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202405150001928.html
と、今年3月末に体調を崩し、病院に入院するなどして静養されていたと明かしています。
同事務所は「食欲が落ちたりもあって、そこから退院したりしましたが、体調が戻らなかった」と明かした。
引用:https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202405150001928.html
キダタローさんは、1930年12月6日生まれの93歳。高齢の方が体調を崩し、食欲の低下などが見られることは「老衰」が原因であることが多いです。
老衰とは何か?主な特徴は?
厚生労働省は「死亡診断書記入マニュアル」で、老衰の定義を「高齢者で他に記載すべき死亡の原因がない、いわゆる自然死」としています。
年齢的な目安は明確に決まっていませんが、90歳以上の場合で、持病などがなく亡くなった場合は老衰死と診断されることが多いです。
老衰の主な特徴として、
などの症状が挙げられます。キダ・タローさんの場合、「食欲が落ちた」と事務所の公表にあるので、老衰の症状に当てはまると考えられます。
老衰になってから亡くなるまでの期間は?
老衰になってから亡くなるまでの期間は、人によって様々で、老衰と診断されてから数日・数か月で亡くなる方もいれば、なかには1年以上生きる方もいらっしゃいます。
キダタローさんの場合、3月時点でテレビの収録を行っていたことから、急に体調を崩し、そこから割と早いペースで老衰が進んだことが予想されます。
キダ・タローの過去の病歴は?
キダ・タローさんは、過去に大病を患ったことがなく、公表されている限り病歴はありませんでした。
2022年6月に公開された読売新聞の記事では、
酒もたばこも好み、運動嫌い。健康とはほど遠い感じがするが、大病を患ったことはないという。
引用:https://www.yomiuri.co.jp/culture/music/20220616-OYT1T50187/
と、酒やタバコを好み、運動嫌いという、いわゆる不摂生といわれるような生活をされていたことが明らかになっています。
ただ、本記事のインタビュー内で、健康の秘訣を以下のように語っています。
「金もうけ、出世にあまり興味がない。物欲もそないにない。それに伴う体の負担やストレスがないのが、健康の 秘訣 ちゃいますかね」
引用:https://www.yomiuri.co.jp/culture/music/20220616-OYT1T50187/
作曲活動が生きる活力となっており、お金を稼ぐという目的ではなく、心から好きなことを続けていることが長寿の秘訣なのかもしれませんね。重ねて、
作曲をいつまで続けるかを問うと、「やめる理由が、ありません」とにっこり。生涯現役を続けるつもりだ。
引用:https://www.yomiuri.co.jp/culture/music/20220616-OYT1T50187/
生涯現役を宣言していました。亡くなる3ヶ月前まで作曲活動やメディア出演されていたのですから、ご本人の望んでいたとおり「生涯現役」であったと言えるでしょう。
キダ・タローのプロフィール、経歴
- 名前:キダ・タロー
- 本名:木田 太良(きだ たろう)
- 生年月日:1930年12月6日(93歳没)
- 職業:作曲家、ピアニスト、タレント、ラジオパーソナリティ
- 学歴:関西学院中学部・高等部卒業/関西学院大学社会学部中退
キダ・タローさんは、兵庫県宝塚市で五男一女の末っ子として生まれます。
肺結核により若くして亡くなった長兄の遺品であるアコーディオンに触れ、また下から2番目の兄がレコード好きだったことがきっかけで、16歳のときに音楽に目覚めます。
「かに道楽」や「生活笑百科」など、5000曲以上を手掛ける?
キダ・タローさんが作った曲として有名なのは、
- NHK「生活笑百科」
- かに道楽
- 小山ゆうえんち
- 市町村歌(四條畷市歌、葛城市市歌、中央区民音頭、細河中学校校歌など)
- ももいろクローバーZ・ファンクラブソング『天使の瞳』
などです。テレビのテーマソングからCMソング、市町村歌、校歌など、幅広いジャンルの作曲をしており、多くの人が馴染みのある曲も多いことが分かります。
作曲した曲数は3000曲とも5000曲とも言われていますが、本人としては
「そんなものは裏が取れる話ではなく、私の言いたい放題です」
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%80%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%83%BC
とおっしゃっており、最近では5000曲と自称されていたようです。
世間の声
キダタローさん、ほんま天才やったなーと思います
ハズレなしのキャッチーなフレーズ
人の心を掴む天才!!
100まで生きててほしかった人です
— モンビジ・ユーコ (@monyunya) May 16, 2024
キダタローさん
ご冥福をお祈りします
なにわのモーツァルトよ永遠に— 藤川 浩 (@halfmoon490915) May 16, 2024
おはようございます
キダタロー先生の訃報、ももクロと関わってくださった偉大なお方がまた一人😢
死は誰にも訪れるとはいえやはり寂しいです、今関わってくださってるレジェンドの皆様もいつまでもお元気でいてほしいと願うばかりです私もいつまでもももクロ見に行けるよう健康に気をつけないとなあ
— はれはれに💜💜れにちゃんの笑顔守り隊 (@yojimatsuda1121) May 15, 2024
まとめ
今回は、作曲家のキダ・タローさんが93歳で亡くなったことを受けて、何が原因で亡くなったのかを調査しました。
90代になってもなお現役で作曲を続け、テレビなどのメディアにも出演されていたということで、ご本人が掲げていた「生涯現役」を貫いていたことが分かりました。
キダ・タローさんが作られてきた数々の作品は、これからも多くの人に親しまれていくでしょう。
キダ・タローさんのご冥福をお祈りいたします。